今回のスノーボード旅行は21日までの3週間の日程です。21日は長いと思われますが、スキー場は吹雪や大風でクローズされることがあり、今回も6日間クローズです。中でも10、11、12日は連続3日間クローズしています。
一昨年スイスのサースフェーに10日間行ったときは、殆ど毎日吹雪の連続で、滑れるときで1日に二時間ずつ、3日間で合計6時間しか滑れなかった泣きたい旅行も経験していますので、ある一定の期間がないと外国まで来た意味がありません。
キャンプの最初は基礎トレーニングから始まり徐々に高度な技術トレーニングとなります。東温町に日本で最大を誇る屋内スキー場のアクロス重信があり、年中スノーボード滑走が出来るので、体作りは結構出来ているのですが、矢張り急斜面での滑走には体を慣らさなければなりません。
即ち、いきなりキャンプにはいるのは体がついて行かず、他のキャンパーに迷惑を掛けますので、8月2日から3日までの最初の2日間はフリーライディングで体を慣らしました。
3日目からキャンプに入る予定でしたが吹雪のためにスキー場はクローズでしたので、4日から基礎トレーニングキャンプに参加しました。
そして、14日にいよいよ急斜面でのトレーニングです。
兎に角、朝一でいきなり、35度程度の荒れた急斜面の滑走から始まり、30度程度の圧雪バーンに連れて行かれ、「フラットに見えるでしょう。」「ではバー(ゴルフのシャフトを保護するためにプラスチックのメッシュの筒)を持ち、両手を固定して滑走しましょう。」
これは難しい。もし滑り出しで転倒したら、300メートル程滑り落ちてしまいます。ヘルメットはしていますが、両手を固定して滑降するのは大変難く危険です。しかし、キャンパーの皆と一緒に滑りました。
20歳代のキャンパーと一緒にニュージーランドのトレーニングを無事に怪我無く終了して、22日の朝4時半にメスベンのチャンセラーリゾートホテルをタクシーで出発し、クライストチャーチ空港発ニュージーランド航空で日本に向けて飛び立ち帰路に就きました。
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